【AI活用で簡単】メタディスクリプションの書き方 | SEOで効果的

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執筆者プロフィール

松村啓介

株式会社デジタルトレンズのコンテンツマーケティング事業部マネージャー。SEOコンサルタントとして中小・大手企業の集客を幅広く支援。百貨店のバイヤー経験を活かしたスイーツ特化型メディアも個人で運営しており、企業からの掲載依頼件数は年間で50件以上。現在では生成AIを活用した業務効率化やLLMO対策に奔走中。

「メタディスクリプション(meta description)を書くのが面倒」「どう書けば正解なのかよくわからない」と感じている方は多いのではないでしょうか。

メタディスクリプションは、検索結果でのクリック率(CTR)を左右したり、ページの要旨をGoogleに伝えたりと重要なタグの一つです。

また、最近では、AIを活用することで、質の高いメタディスクリプションをわずか数秒で作成できるようになりました。

そこで本記事では、AIを使ったメタディスクリプションの効率的な書き方や、便利な抽出ツールについて紹介します。

AIを活用したメタディスクリプションの書き方

生成AI(ChatGPTやGeminiなど)を活用したメタディスクリプションの書き方にはコツがあります。

単に生成AI(ChatGPTやGeminiなど)に「メタディスクリプションを書いて」と頼むだけでは、不十分な結果になることが多いです。

そのため、精度を高めるための具体的な指示(プロンプト)を書くコツを押さえましょう。

プロンプトを準備する

AIから質の高い回答を引き出すには、具体的な指示(プロンプト)が必要です。

文字数は80~120文字前後、重要な内容は前半に含める

PCの検索結果で表示される限界が80〜120文字程度、スマホでは70文字程度です。

以前は120文字程度が最適とされていましたが、直近では80文字程度と短くなっています。

ただ表示される文字数が仕様変更されることも考慮して、AIには「120文字以内で、重要な情報は前半に含めて」と指示しましょう。

役割を定義する

AIに対して「あなたはプロのSEOコンサルタントです」と役割を与えることで、文脈を汲み取った、よりクリックされやすい訴求力のある文章が生成されます。

AIが出す情報は文脈が影響するので、役割を指定することで精度の高いアウトプットをすることが可能です。

条件だけまとめればAIでプロンプトを作ることも可能

「何を指示すればいいか分からない」という場合は、AIに「メタディスクリプションを作成するためのプロンプトを作って」と依頼するのも一つの手です。

先ほど紹介した文字数などの条件を箇条書きで渡すだけで、AIが最適な指示文を組み立ててくれます。

本文全てを貼り付けるだけで簡単に生成

作成したプロンプトを活用し執筆した記事の本文をすべてコピー&ペーストすることで簡単にメタディスクリプションが完成します。

ただし、AIは時に事実とは異なる情報を生成(ハルシネーション)することがあるため、出力された文章は必ず目を通し、微調整を加えましょう。

【後が楽】個人的にはGeminiのGemがおすすめ

Googleが提供するGeminiの「Gem(カスタムチャット機能)」を使えば、一度設定したプロンプトを保存できます。

毎回プロンプトをコピペする必要がなく、記事URLや本文を投げるだけで即座にディスクリプションが完成するため、作業効率が劇的に向上します。

どこに設定されている?メタディスクリプションの確認方法

競合サイトがどのようなメタディスクリプションを設定しているか、自社のサイトが正しく反映されているかを確認する方法は簡単です。

Googleデベロッパーツールでソースを確認

確認したいページを開き、右クリックして「ページのソースを表示」を選択するか、F12キー(MacはCmd + Option + I)でデベロッパーツールを起動します。

Ctrl+Fで検索する

ソースコードが表示されたら、Ctrl + F(MacはCmd + F)で検索窓を出し、「description」と入力してください。の「content」部分に書かれているのが、そのページのメタディスクリプションです。

ページ数が多いと大変?一気にメタディスクリプションを抽出する方法

サイト全体のメタディスクリプションを一括でチェックしたい場合、1ページずつ確認するのは非効率です。

Website Explorerのような無料で利用できるツールを活用しましょう。

WebサイトのURLを入力するだけで、タイトルやメタディスクリプションを一覧で抽出できるツールです。

メタディスクリプションに関するよくある質問

ここではメタディスクリプションに関するよくある質問を紹介します。

そもそもメタディスクリプションとは?

検索結果のタイトルの下に表示される「記事の要約文」のことです。

ユーザーがそのページをクリックするかどうかを判断するための重要な情報になり、クリック率に影響します。

WordPressだとどこに書けば良い?

「Cocoon」などのテーマ、あるいは「All in one seo」などのプラグインを使っている場合、投稿画面の下部に専用の入力欄が用意されています。

下部にメタディスクリプションを入れる欄が表示されていない場合は、無料で利用できる「All in one seo」の導入を検討してみましょう。

SEO観点で本当に効果はある?

メタディスクリプション自体に検索順位を直接上げる効果はありません。

しかし、魅力的な文章でクリック率(CTR)が上がれば、結果としてアクセス数が増え、SEO評価の向上に繋がります。

ただし、メタディスクリプションは必ず使用されるわけではなく、Googleが自動で生成した文章が使用される場合もあります。

メタディスクリプション作成はAIで効率的に行おう

今回は生成AIを活用したメタディスクリプションの作成方法を中心に紹介しました。

これまではメタディスクリプションの作成に時間がかかっていましたが、AIを活用すれば質を落とさずに大幅な時短が可能です。

プロンプトを型化し、確認作業をルーチンに組み込むことで、効率的に検索流入を最大化させていきましょう。

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